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【映画】『22年目の告白―私が殺人犯です―』見事に騙された!ネタバレなし感想(+豆知識)

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画像:映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』より引用 

 

こんにちは!兎田です。

藤原竜也さん主演映画映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』を観てきましたー!

 

一言で感想を言うなら、タイトルの通り「騙された!」の一言です。

もちろん、いい意味でですよ。

 

予告編からもう騙しに入ってるなーと思うのは、このシーンです。

 

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詳しく言うとネタバレにしかならないので、もっと下の方でいろいろ書きますが、もうこの予告編のよくできていること!

このシーンが映画を観る前と観た後では違って見えてきます。

 

あと、これも後で語るんですが、この映画は音が気持ちいいんですよね。

音フェチな私が映画館で「いい音だわ」と感動したサウンドが予告編でもちょこっと感じられるので、ぜひ観てみてください。

www.youtube.com

 

 

2時間がとても短かったのは秀逸な場面転換によるものか

 

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「いい映画って時間を感じさせないよね」

 

なんて言うと、映画通な感じがしちゃいますね!

単なる映画好きな私ですが、いい映画って本当に時間を感じさせません。

つまらない映画って途中で「今って何時だ?」とか「中盤までは来たのか?」

とか考えてしまいます。

 

この22年目の告白ではその退屈さをまったく感じる瞬間はありませんでした。

「このあとどうなっちゃうの!?」というハラハラ感を観ている人に与えるのがうまい構成で、私がとにかく感動したのは序盤の場面転換です。

 

つまらない映画って場面転換が大体同じです。

例をあげましょう!

・主人公が見上げた空に白い雲→突然次の場面

・振り返るヒロイン→突然次の場面

・突然暗くなって主人公のひとりごとだけが流れる

などなど様々ですが、突然場面が変わったり、突然暗くなったりするんですよ。

これが気になる映画はつまらないです。これが気にならない映画は大体いままで面白かったです。

 

この映画は序盤の場面転換が本当に秀逸でした。

例えばテレビで犯人の記者会見を観ている刑事→テレビにカメラが寄る→そのままナチュラルに記者会見の場面に転換など、スムーズに場面が転換していくので、観ているこちらの気持ちも途切れないんですよね。

なので、ぐんぐんと物語に惹きこまれていきます。

 

物語って大体序盤がつまらないものじゃないですか。

長ったらしい説明だったり、専門用語や歴史の解説だったり。

そこをいかにスムーズに説明する中に観客が「あれ?」とひっかかる伏線を仕込んだうえで惹きこんでいくかが勝負だと思うのですが、この映画はそれがとても上手でした。

 

連続殺人犯が出てくるのにグロくない!!

 

予告編を観られたあなたならわかると思うんですが、この映画に出てくるのは藤原竜也さん演じる「時効に守られた連続殺人犯」です。

 

連続殺人犯が出てくる映画って最近私が印象に残った映画だと『ミュージアム』なんですが、この映画って結構グロかったんですよね。

私は『ミュージアム』の映画が本当に大好きでおもしろくて、あの後味を引くイヤな感じがたまらなくよかったんですが、グロいシーンは乙女なので目をそらしていました。乙女なので。

(ちなみに私は『クリーピー 偽りの隣人』の後味の悪さも大好きな乙女です)

 

そんな乙女な私なので、連続殺人犯が出てくると聞いて、グロいのではないかと少々ドキドキしていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。

 

殺人方法は絞殺なので、血がびゃー!!みたいな演出もありません。

絞殺が苦手な方以外はグロに心を引っ張られずに「この物語どう転がっていくつもりだ?」とストーリーに集中できるところも、この作品にはぴったりだったと思います。

 

音が気持ちいい

 

予告編を観たあなたならわかると思うんですが(2回目)、音楽がめちゃくちゃかっこよくないですか?

 

主題歌は感覚ピエロというバンドの『疑問疑答』です。

この歌もかっこよすぎるんですが、金属音というかカチャカチャギーンみたいな音が映画館の左から右を駆け抜けたり、上から降ってきたりと音がもうとにかくすごいんです。

 

戦争映画とかで後ろから空爆の飛行機の音が迫ってくる音の演出とかあると思うんですが、ああいう映画だと音の演出って大事だと思うのでこだわるのはわかるんです。

この映画でここまで音にこだわる必要ってあったのかなというくらいこだわっている感じが個人的にはします。

でも、この音が館内を駆け巡る感じに不気味さ・不可解さなんかが感じられて、音にこだわったからこそ、この映画にここまで惹きこまれるのかもしれないと思ってしまいました。

このサウンド感は映画館でしか感じられないものだと思うので、観に行ってよかったと思います。

 

豆知識!『22年目の告白―私が殺人犯です―』は韓国映画『殺人の告白』のリメイク映画

 

殺人の告白 [DVD] 

 

私は映画を観終わってから知ったのですが、この映画は2012年の韓国映画『殺人の告白』のリメイク映画だそうです。

 

そして、この『殺人の告白』は、韓国で1986年から1991年にかけて起きた実際の事件『華城連続殺人事件』からインスピレーションを得た映画だそうです。

 

私の好きな映画でさっきちょっと例にあげた『クリーピー 偽りの隣人』も北九州監禁殺人事件・尼崎事件がモデルになっています。

 

こういう実際に起きた犯罪をモデルにした映画を観ると「人間の残虐性の底」を観ているような感じがして、ゾッとすることも多いのですが、『22年目の告白―私が殺人犯です―』はそういうゾッとするという感情が湧く物語ではありませんでした。

そういう感情を期待して観る方にはオススメできませんが、「あー!! なるほどー!!」というアハ体験的なものを期待している方にはオススメな映画です。

 

最後にちょろっと私は藤原竜也さんの演技が大好きなので、ネット記事で観てさすがだと思った情報をお伝えいたします。

映画序盤の記者会見のシーンは藤原竜也さん演じる連続殺人犯が初めて顔出しをする重要なシーンで、重厚な長台詞が用意されていたのですが、一発のNGもなくやりきられたそうです。さすがです。

公式があげている記者会見のダイジェストシーンはこちら↓

www.youtube.com

 

☆おまけ

 映画を観たあなたなら「あっ」と思うこと間違いなしの装丁ですよね。

作中ではあまり語られなかったこの告白本を出した編集者を主人公としたお話だそうです。

詳しくはこちら→http://wwws.warnerbros.co.jp/22-kokuhaku/news/news.html#158490088571

22年目の告白-私が殺人犯です-

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☆記事内で紹介していた映画

クリーピー 偽りの隣人[DVD]

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